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Q1. 矯正治療を開始するのに一番良い年齢は? |
A1.矯正沿療は成人でも可能ですが、成長のコントロールや歯列弓の拡大を行うには年齢が低い方が 有利なことが多いです。個々の症例によって異なりますので、「何かおかしいな?」と思った時、検 診等で指摘された時にまずは相談をしてみては如何でしようか。 |
Q2.治療期間およぴ通院間隔は? |
A2. これも個々の症例によって異なりますが、平均で永久歯になってから2年くらいは動的治療期間 (実際に歯を動かす期間)が必要で、その後保定期間が最低でも2年くらいは必要だと思います。 |
Q3. 治療費はどのくらいですか? |
A3. まず、矯正治療は基本的に保険が適応されません。保険適応されるのは、外科的矯正治療を行う 患者さんと、ロ唇裂口蓋裂の患者さんだけです。それ以外はいわゆる自費の扱いとなります。料金 は各歯科医院によって異なりますし、症例や使用する装置によっても異なります。だいたいの目安 ですが30〜70万くらいかかることが多いです。 |
Q4. 治療に伴う痛みはどのくらいですか? |
A4. 痛みは数値で現わすことができないので非常に難しい間題ですが、矯正治療に来院されて調整を するとだいたい2〜3日くらい歯が浮いたような感じになり、硬いものを咬むと痛みを感じたりする ことがありますが、その後はほぼ消失し今までとかわらない状熊になります。 |
Q5. 矯正治療中にスポーツや吹奏楽等の問題は? |
A5. スボーツ自体に影響はないと思われますが、サッカーやバスケットボールなどで顔面にボールが ぶつかったりした時には傷付きやすいことはあるかも知れません。また、吹奏楽では常に歯でくわ えたりしているものは、歯の動きに多少影響がでることがあるかも知れません。 |
Q6. 目立たない治療方法はありますか? |
A6. 目立たない方法としては大きく二つあると思います。 1. 歯の表面につくbracketsが透明な材質で出来ているものを用いるか、 2. 歯の裏側にbracketsを装着する方法です。 |
Q7. 矯正治療が終了する前に転勤が有る場合の手続きは? |
A7. 矯正治療は終了するまでに何年もかかりますのでその間に転勤があることは良くあります。その 場合は、転勤先の先生に相談をして治療を継続していただくことになりますが、ここで問題になるのは 治療費の問題です。矯正治療費は地域によって格差がありますので、転勤をする場合は検査料等を含めて 多少、多めにかかることが多いと思って下さい。 |
Q8. 矯正治療中の歯磨きはたいへんですか? |
A8. 歯に何もついていない状態と比較すると歯磨きは大変になります。しかし、矯正治療中の適切な プラッシングを行えぱ虫歯や歯肉炎になることなく最後まで矯正治療を受けることが出来ます。 |
Q9. 矯正治療ってなんですか? |
A9. でっぱ(上顎前突)、でこぼこ(叢生)、受けくち(下顎前突)、口元が出ている(上下顎前突)、上下が咬み合わない(開咬)のような悪い歯並びを綺麗にそして機能的に改善する治療のことです。自分の歯を長い時間をかけて歯も神経も生かしたまま骨の中で並べ直すのです。つぎ歯やさし歯とは全くちがう治療法です。 |
Q10. 顔が綺麗になりますか? |
A10. 正面より横顔で変化が大きく見られます。外科矯正をすると当然、劇的な変化を示しますが、反対咬合、上顎前突、上下顎前突などでは矯正治療だけでも理想的な横顔になります。 |
Q11. 歯を抜きますか? |
A11. できれば歯を抜かないで治療したい方がほとんどです。歯を抜くのは顎のサイズに対して歯のサイズが大きすぎる不調和を解消するためです。しかし、解消法は抜歯だけではありません。現在、顎を前後左右に大きくしたり、大臼歯の後方移動でスペースを作り、出来るだけ歯を抜かない方法を第一選択します。スペースを作るのにも限界はありますが非抜歯(歯は抜かない)は70%くらいです。しかし、歯を抜かないから『良い治療』ではなく、抜歯をした方が良好な結果が得られる場合も当然あります。 |
Q12. 矯正治療に健康保険は使えますか? |
A12. 外科手術を伴う顎変形症や口唇裂口蓋裂の患者さんは、保険での治療が可能です。また、平成14年より、下記の先天性疾患をもつ患者さんの矯正治療にも健康保険が導入されました。
1. 第一、第二鰓弓症候群
2. 鎖骨頭蓋異骨症
3. クルーゾン症候群
4. トリチャーコリン症候群
5. ピエールロバン症候群
6. ダウン症候群 |
Q13. 顎の骨が大きくズレているのは治せますか? |
A13. 矯正医と口腔外科医が協力しておこなうと、外科矯正治療でキレイに治すことができます。 |
Q14. どうして歯が動くのですか? |
A14. 最適な矯正力を加えると、圧迫された歯ぐきの骨は次第に溶けていき、反対側の歯ぐきに骨は、歯が移動した分だけスキマが開いて、そこに新しい骨ができてきます。歯が動く量は、通常1ヶ月に1mm前後のため、治療期間がかかります。 |
Q15. 大人でも治療できますか? |
A15. もちろん、大人の方でも、矯正治療はできます。最近は、医院によっては大人の患者さんの方が多いようです。 |
Q16. 何歳くらいに相談したら良いのでしょうか? |
A16. 著しく顎のバランスが悪い場合は、5歳くらいから治療を開始することもあります。かみ合わせの状態によって違いますので、まずは、矯正医に相談してみることとお勧めします。早ければ、矯正開始時期まで、定期的に観察してもらえます。
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Q17. 矯正治療開始にはどのくらいの通院が必要ですか? |
A17. 通常は、矯正相談、検査、診断と2〜3回通院し、その後、矯正治療開始になります。ただし、虫歯の治療や歯を抜くことが必要なら、その処置が終了してからになります。 |
Q18. 歯みがきは今まで通りできますか? |
A18. 矯正装置が入ると、汚れがつきやすくなります。そのため、今まで以上にキレイにするには時間がかかります。でも、ちゃんと歯みがきの方法を習いますので、心配はありません。 |
Q19. 矯正治療中、虫歯ができたらどうなりますか? |
A19. ただちに、虫歯の治療をしなければなりません。場合によっては、一部の矯正装置を外して、治療しなければなりません。虫歯にならないよう毎日の歯みがきは、大切です。 |
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